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京都西陣や祇園の格子が並ぶ町屋の通り、木曽の妻籠宿の宿場町、日本の街並は縦・横の線がすっきり質素に整然としてて、シンプルで美しいです。シンプルはつまらないという人がいます。しかし、シンプルを追求していくと、つまらないものを追求していくと、そこには、すっきりとした心地よさと穏やかな美しさがあります。
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日本の住宅は、その昔、町屋は「うなぎの寝床」、農家は「田の字」の住宅で、風通しの良い、シンプルな開放感のあるプランでした。夏場、畳の上で寝っころがってると、風通しが良くて涼しいです。また、ライフスタイルは年齢とともに家族構成の変化とともに、多様に変化していきます。その変化に対応できる住宅は、間取りを容易に変えることのできる住宅です。シンプルなプランはこれらに最適なプランなのです。
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地震に強い壁・地震に耐える壁を耐震壁といいます。この耐震壁をいかに耐震性能を高くして強くするか、この耐震壁をいかにバランス良く建物内に配置するか、この2つが耐震のポイントです。今までの日本の木造住宅では、2階建ての住宅はほとんど耐震計算をする必要がなかったので、耐震は最もおろそかにされてきた部分でもありました。弊社では耐震計算をしながら、設計を進めていきますので、安全で安心な耐震に優れた木造住宅を設計しています。 |
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耐震診断の計算を繰り返しながら、木造住宅の設計を進めていきます。物理的に数値で示した根拠のある安全さと安心さを、お客様に贈りたいからです。また、中越地震後、多くの木造住宅の耐震診断を行ってきました。現実を実際の生の目で見て調査したことで、木造住宅の耐震性において、マニュアルや教科書にはない、驚きや新たな発見が多々あり、分析・解析して弊社のノウハウに加えています。
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夏は開放的で風通しがよくて涼しく、冬は断熱されて保温されて暖かく・・・・。冷暖房を効率よく無駄なく使い、できる限り自然の力を活用して、省エネを実現させます。設備機器に頼らない自然の力たっぷりの、体に健康的な快適な住宅を追求します。冬場の南側に太陽ぽかぽかの温室、夏場の日差しをさえぎる縁側の庇や窓ルーバー、上下温度差で生まれる空気の流れを考えた吹抜、風通しを良くする窓の配置などなど、室内環境の快適さを実現します。 |
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新潟県の夏は、じめじめした湿気で湿潤で、結露が小屋裏・壁の表面・床下にと大発生をします。冬になれば、降雪で湿潤で、夏同様に小屋裏・窓サッシにと結露が大発生します。また、壁の中でも、結露は発生していて、壁の中の木や断熱材を腐らせています。室内環境は不衛生になり、住宅は耐久性が低下してと、結露によって踏んだり蹴ったりの状態になっている住宅がたくさんあります。しかし、結露はちゃんとした考えと知識と計画のもとで、作法に従ってつくれば、本来防げるものなのです。さわやかな住環境をつくりましょう!
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