本会は、中学校における体育の健全な普及発達を図ることを目的に、県内10地区単位に地区体育連盟を組織し運営しております。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に位置付けられたことにより、大会への準備も計画的に行われ、栃木県中学校体育連盟が主催する「総合体育大会」「新人体育大会」の2大会を無事に運営することができました。令和5年度より、中学校体育連盟が主催する大会は2大会となったことで、会期にもゆとりをもって開催することができ、生徒の生命を第一に考えた安全に配慮した大会の運営を進めることができました。
さて、昨年度は、那須塩原市においてソフトテニス、宇都宮市においてバスケットボール、日光市においてアイスホッケーの3種目の関東大会を無事に開催することができました。大会運営に携わった先生方、ありがとうございました。
本県生徒の活躍としましては、全国大会において、アイスホッケー日光東中学校が準優勝、ホッケー女子今市中学校、弓道女子鬼怒中学校がともに全国3位、その他にもベスト8以内4種目5中学校が入賞を果たしました。個人種目でも全国陸上競技大会女子砲丸投げ2位の中村中学校をはじめ、23名が入賞いたしました。生徒・保護者の皆様はもちろん、指導者の方々をはじめ関係者の皆様にとっても、思い出に残る一年間だったと推測しています。各専門部の先生方が時間をかけて大会運営等への並々ならぬご尽力に心より感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
さて、令和6年度は、会長として微力ではありますが、皆様のお力をお借りしながら、職責を果たしていく所存です。歴代の会長や多くの先生方のご尽力により、「実施要項引率規定」の見直しや「拠点校部活動の参加規程」の見直しを行うなど、少子化に伴い部活動の運営が困難な状況になった時に備えての準備も進めているところであります。
令和5年度より「地域クラブ活動の中体連主催大会への参加特例」がスタートしました。多くの生徒が大会に参加し、中学校でしか味わけない部活動・地域クラブ活動の楽しさを味わい、生涯スポーツの第一歩を踏み出せればと考えております。何よりも生徒を第一に考え進めてまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。 |