機関紙「全国一般福井」 255号(2010年7月26日)


夏季一時金、各支部で妥結

 各支部で取り組んできた夏季一時金交渉が妥結しました。結果としては、単純平均1.51ヶ月となり、昨年比でマイナス0.01ヶ月となりました。全体として、今年も昨年に続いて厳しい交渉とはなりましたが、どの職場も粘り強く交渉を行ない、昨年並みの回答を引き出すことができました。とはいえ、大手企業が全体として業績回復基調の中で、なお中小企業では厳しい経営上にあることも浮き彫りとなり、冬の一時金交渉に向けてさらに組合の交渉力をアップしていくことが問われています。

7/23支部交流会を盛大に開催

 723日、リライムにおいて毎年恒例の支部交流会を盛大に開催しました。今年は、新しく「叩いてかぶってジャンケンポン」というゲームを実施。熱戦が繰り広げられました。〔詳しくはソリダリティ次号を参照〕










6/30高浜原発へのMOX燃料搬入に反対

 630日、早朝より高浜原発近くの海岸において、反原発県民会議などの主催によりMOX燃料搬入阻止闘争を行ないました。

関西電力は、高浜原発34号炉において、ウランとプルトニウムを混合したMOX燃料を燃やすプルサーマル運転を今年の12月にも開始すると発表しています。それに向けてこの日、フランスで製造されたMOX燃料が船で搬入されました。

午前730分、湾内に輸送船が姿を現すと、海岸から「プルサーマル運転反対、MOX燃料搬入阻止」のシュプレヒコールを行い、続いて集会を開催しました。集会では、小木曽事務局長がプルサーマル運転の危険性を訴えました。その後、高浜原発のゲート前に移動し、関西電力社長に対する申し入れを行ないました。




MD労組支援、工場閉鎖・解雇撤回の抗議行動(7/16東京)

 716日、全国一般評議会の地方代表者会議の終了後、東京・浅草にある緑川化成工業本社の前で抗議行動を行ないました。今回の抗議行動は、百貨店などに納める什器を製造する株式会社メイビが大阪市にある工場を閉鎖し、大阪労組MD労組の組合員を含む30名の解雇を通告してきたことに対して、東京にある本社の緑川化成工業に対して工場閉鎖・解雇撤回を求めて行なったものです。

 午後5時過ぎ、大阪労組の当該職場の組合員(MD労組)が緑川工業本社に対する申し入れを行ないました。これに続いて、大阪労組組合員と全国一般評議会の地方代表者が本社前で集会を開催し、解雇撤回まで闘い抜くことを訴えました。

6/22健福医療が県健康福祉部へ申入れ

 622日、自治労と全国一般の医療・福祉関係の労組で組織している健福医療福井が、福井県健康福祉部に対して申し入れを行ないました。最初に黒田議長が挨拶を行なった後、諏訪事務局長が9項目にわたる要望書を読み上げました。内容は、看護師・介護士の人員確保や離職防止策など医療・福祉職場の労働環境の改善に向けた項目です。具体的には、看護師の定着を図るための修学資金の援助などを求めました。これに対して、健康福祉部の小竹部長が福井県として取り組んでいる看護師や介護士の人員確保のための施策などを説明しました。具体的には、看護師の離職防止のためのアンケート調査や看護師の再就職を支援するためのナースサポーターの新設などについて説明がありました。これをめぐって参加した組合員が医療・福祉職場の人員不足の実態について紹介し、さらなる支援策の充実を要請しました。

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