機関紙「全国一般福井」 250号(2010年2月5日)


2010春闘討論集会を開催(1/24)

 124日、職員会館において福井労組の2010春闘討論集会を開催しました。最初の松永委員長の挨拶に続いて、小林書記長が春闘方針を提案しました。この中で小林書記長は、今年の平均賃上げ要求について全国一般評議会の要求基準に基づいて福井労組も9,000円以上としたいと提案しました。さらに酒井書記次長が資料集の説明を行いました。

組合の団結強化について講演

 次に、全国一般評議会の種井一平事務局次長と石川労組大同テクノ分会の花澤尚巳分会長に「労働組合の団結強化のために」と題して講演を行ってもらいました。種井事務局次長は、大手企業経営者が不況の中でも配当金や役員報酬を増やしている他方で、労働者の賃金については好景気の時代から一貫して切り下げている状況などについて説明しました。さらに春闘の取り組みを通じて組合組織を強化することの大切さを訴えました。続いて花澤分会長が大同工業の子会社に所属する派遣労働者として働いている中で、正社員との待遇の違いを改善するために組合を結成した経緯を紹介し、「組合で声をあげていくことで雇用は守られる」と訴えました。質疑討論では、自動車学園支部の南部書記長と松原病院支部の中山委員長から支部の取り組みの報告がありました。最後に団結ガンバロウを三唱して集会を終えました。

1/30健福医療福井の定期総会が開催

 130日、職員会館において健福医療福井の総会が開催されました。この健福医療福井は、自治労と全国一般の医療・福祉関係の組合によって構成している団体で「安心の医療・介護の実現」「職場環境の改善」を目指して運動に取り組んでいます。総会で今年度の運動方針を採択した後、各職場の状況が報告されました。どの職場も人手不足による過重労働が問題となっており、その改善のための取り組みを強化していくことを確認しました。続いて、自治労本部総合政治政策局の平川特別執行委員から「医療・介護のおかれている現状」について講演がありました。


2010春闘方針()

2010春闘の基本方針

(1)業績悪化を理由とした賃上げ抑制をはね返し、積極的に賃上げを要求します

(2)雇用の確保・労働条件の改善に向けて取り組みます

(3)職場の非正規労働者の待遇改善に取り組みます

(4)たたかう春闘の再構築を目指して、地域共闘の強化のために取り組みます

 

2010春闘の統一要求基準

(1)平均賃上げ要求

  連合中央の中小労働者の賃金引上げ要求目安は、5,000円以上となっています。

  その根拠は、賃金カーブ維持分 4,500

賃金改善分      500円以上

  連合福井の中小共闘センターも連合中央と同額を要求基準としています。

  全国一般評議会の平均賃上げ要求基準は、連合の要求基準を基礎に、格差是正・生活向上分を加えて定期昇給込みの組合員平均9,000円以上となっています。

その根拠としては以下のようになっています。

  @賃金カーブ維持分    4,500

  A生活向上分        500円以上

B格差是正分       4,000円以上

  全国一般福井労組の平均賃上げ要求基準は、全国一般評議会の要求基準に沿って、定期昇給分を含めて組合員平均9,000円以上とします。

 

 (2)闘争スケジュール

・統一要求日     226()

・回答指定日 第一次 315()19()

       第二次 323()26()

































































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