機関紙「全国一般福井」 246号(2009年10月1日)


衆議院選挙の取り組みにご協力いただき有難うございました

自民党が大敗、民社・社民・国民の新政権樹立

8月30日、投票の衆議院選挙では、自民党が300議席から半数以下となり、逆に民主党が308議席を獲得して大勝しました。この結果、9月16日に民主党の鳩山代表を首相とする民・社・国の連立政権が樹立されました。

私たち福井労組は、選挙区選挙では、第1区笹木竜三氏、第2区糸川まさあき氏、第3区松宮いさお氏を推薦、比例区では社民党を推薦して選挙に取り組みました。結果は、全国的な民主党への追い風にもかかわらず、残念ながら3選挙区とも自民党候補に惜敗。ただし、比例区では民主党の3候補(笹木氏、糸川氏、松宮氏)とも復活当選をはたすと共に、比例区単独候補の若泉氏も当選。社民党は、北信越ブロックでは議席の確保はなりませんでしたが、全国的には改選前の7議席を維持しました。

 今回の選挙結果は、小泉首相以来の自公政権が国民生活を犠牲にする構造改革路線を進めてきたことに対する国民の批判の強さを示しました。民主党を中心とした連立政権が樹立されたことにより、政治は大きく転換することになります。とはいえ、新政権にまかせておけばすべて上手くいくというわけではありません。新政権に対して働く者の雇用と権利を守るための政策を早急に実施するよう要請すると同時に、原発の推進反対や海外に派兵されている自衛隊の撤退を強く訴えていく必要があります。

9/27-28全国一般木産協定期総会が敦賀で開催

 927日、28日、全国一般木材産業協議会の第52回定期総会が敦賀市において開催されました。最初にあいさつに立った松永議長は、近年の不況により住宅着工件数が激減したことで各職場とも一時帰休などの厳しい状況に置かれている中で、労働条件を守るために会社との交渉をしっかりと行なっていくべきことを訴えました。各職場の状況が報告され、同じ職場の非正規労働者の組織化を進めていることなどが報告されました。










自治労全国一般評議会第5回総会が開催(熊本)

 8月23〜24日、熊本県において自治労全国一般評議会の総会が開催されました。初日は、来賓のあいさつで自治労本部の植本副委員長が目前に迫った総選挙において自公政権からの転換を実現しようと訴えました。続いて、活動報告と議案提案が行なわれました。2日目は、各地方労組から争議報告が行なわれ、栃木地方労組・普恵園支部の石川さんの解雇問題などについて報告と署名の要請がありました。質疑討論では、石川、岐阜、福井の3地本が自治労と統合できていない状況について、富山労組より評議会の今後の対応を質す質問がありました。亀崎事務局長が、自治労組織局と連携し、責任を持って今後3県本部と協議していくことを約束しました。最後に大浦議長をはじめとする新役員を選出しました。

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