機関紙「全国一般福井」 230号(2008年3月3日)


2008春闘 各支部で要求書提出へ
生活向上・格差是正に向け春闘勝利のためにガンバロウ!

 3月に入りいよいよ春闘交渉が本格的に開始されます。現在、ガソリン代や食料品代などの生活必需品の高騰により、私たちの生活は苦しくなっています。こうした中で今年の春闘は、生活向上のためにぜひとも勝利しなくてはなりません。福井地本では、127日の春闘討論集会において2008春闘方針()を提案し、214日の支部代表者会議において春闘方針を決定しました。平均賃上げの統一要求基準は、全国一般評議会の要求基準に沿って「9,000円以上、10,000円を中心に」と決定しました。

統一要求日の229日を中心に多くの支部で要求書を提出し、312日を回答指定日にしています。35日、7日に地本役員が各支部オルグを行い、支部役員の激励と経営者に対する回答促進の要請を行ないます。要求実現に向けて一致団結して頑張っていきましょう!







自治労全国一般評議会・亀崎事務局長













志賀原発の運転再開反対を訴える

2/23北陸電力本店包囲行動(富山)

 223日、北陸電力本店のある富山市において志賀原発の運転再開に反対する集会が開催されました。志賀原発で起きた臨界事故を北陸電力が8年間も隠蔽していたことが昨年3月に発覚しました。この事故は一歩間違えばチェルノブイリ原発事故と同じような大惨事に発展しかねないものです。しかし、国は処分なしの判断を下し、これを受けて北陸電力は今年春にも運転を再開しようとしています。これを阻止するために平和フォーラム北信越ブロックが中心になって北陸電力本店包囲行動を行ないました。







2008春闘討論集会・旗開きを開催(1/27)

――春闘勝利に向けて活発な討論を展開

 127日、福井県職員会館において福井地本の2008春闘討論集会を開催しました。松永委員長の挨拶に続いて、岡本書記長が2008春闘方針()を提起し、春闘勝利に向けて地本全体で闘っていくべきことを訴えました。酒井書記次長が討議資料の説明を行い、その後の質疑討論では、自動車学園支部から春闘交渉の報告がありました。次に全国一般評議会の亀崎事務局長が「春闘と合同労組運動」と題する講演を行いました。亀崎事務局長は、中小企業で働く労働者が企業の枠を超えて地域で団結する合同労組の大切さを説明するとともに、春闘の原点に立ち返って地域共闘を基礎として今春闘の取り組みを強化していくべきことを訴えました。質疑討論では、松原病院支部の仲間から若い組合員の意識向上をどのようにはかっていけばよいかに関して質問がありました。さらに、みどりヶ丘病院支部の仲間から新採用の職員の中で組合を敬遠する傾向があることについて質問が出されました。最後に松永委員長の音頭でガンバロウ三唱を行いました。

 休憩後に、会場を移して団結旗開きを開催しました。委員長挨拶に続いて、来賓の連合福井や平和センター役員、県議会議員などから祝辞を頂きました。その後、各テーブルごとに支部の取り組みを紹介するなど和やかに歓談しました。最後に柳澤顧問の音頭で中締めを行い、旗開きを終えました。

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