機関紙「全国一般福井」 225号(2007年9月13日)


支部交流会を盛大に開催(8/3)

8月3日(金)、毎年恒例の支部交流会をリライムで開催し、72名の組合員が参加しました。今年も屋内で開催し、接近した台風の影響もなく、開催できた事に安堵しております。乾杯の前に、松永委員長より選挙協力のお礼などを含めたあいさつがありました。その後、恒例の各テーブル代表者によるジャンケン大会を行い、交流会は盛り上がりました。   【高島執行委員・みどりヶ丘病院支部】


9/1第4回医療・福祉支部交流会を開催

 9月1日、ユニオンプラザにおいて福井地本の第4回医療・福祉支部交流会を開催しました。小林書記長の挨拶に続いて、医療・福祉をとりまく情勢と各支部の状況についての意見交換を行ないました。人手不足を理由にして公休が翌月に持ち越されたり、有給休暇が希望どおり取得できないなどの問題について討論を行いました。








全国一般評議会第3回定期総会(8/26-27)

新議長に大浦氏(鹿児島地本)を選出

 8月26日、27日、岩手県盛岡市において全国一般評議会第3回定期総会が開催されました。最初に浦議長が挨拶に立ち、2009年1月の自治労との完全統合に向けて、全国一般の伝統を継承し、さらに中小運動を前進させようと呼びかけました。議案提案の後、争議報告では、石川地本の中央自動車学校分会や福岡地本の福岡大和倉庫分会などから解雇反対闘争の報告がありました。役員選挙においては、新たに大浦議長(鹿児島地本)、亀崎事務局長(本部書記局)をはじめとする新役員を選出し、評議会の執行体制を確立しました。

安倍首相の突然の辞任劇、その意味するもの

★参院選敗北でも政権の座に固執した首相が、突然の辞任

 9月12日、安倍首相が突然、辞任を表明しました。11月に期限切れを迎えるインド洋での自衛隊活動の継続に対して参議院で第1党を占める民主党など野党が反対していることによって「このままでは国際公約を果たせない」ということを安倍首相は辞任の理由にしています。

 しかし、先の参議院選挙において歴史的な大敗北をした際には、「基本路線は支持されている」などと居直って首相の座にしがみついてきた安倍首相が、「国際公約を果たせないから」という理由で一転して辞任するというのも国民をバカにした話です。「国際公約」といっても、実のところインド洋への自衛隊派遣の継続を強く要請していているのは、アメリカのブッシュ政権です。結局のところ安倍首相は、年金問題などでの国民の批判にはまったく耳を傾けないでおいて、ブッシュ政権との「公約」を果たすことにのみ腐心していたということなのです。本当は、麻生幹事長など自民党幹部は、派兵継続の新法案が可決した段階で安倍首相を辞任させて国民の批判をかわすつもりでいたのでしょうが、その前に安倍首相がこれ以上は体が持たないと政権の座を放り出したということなのでしょう。

インド洋への自衛隊派遣継続に反対しよう!

 そもそもインド洋への自衛隊派遣は、ブッシュ政権が「9・11事件の報復」という理由で、国連決議もなしにアフガニスタンに空爆を仕掛けたことを発端としています。しかも、現在、インド洋で自衛隊から給油を受けている米軍艦船は、たんにアフガニスタンに向かう船の臨検を行なっているだけではなく、なお戦闘が継続しているイラクに派遣されていると言われています。このようにインド洋への自衛隊派遣は、アメリカの侵略戦争への加担以外のなにものでもありません。

 政府・自民党は、テロ特措法の期限が11月で切れることから、派兵を継続するための新たな法律を国会に上程しようとしています。しかし、その新法案では、参議院で与野党が逆転しているので、これまではあった「国会の承認」という規定をなくすと言われています。どこまでもアメリカの言いなりになって海外派兵を継続していこうとしているのが自民党政権なのです。自民党政権のままでは、首相が誰に代わってもこの姿勢は変わらないでしょう。

 安倍首相の辞任によって、国民の批判をかわし、あくまでも自衛隊の海外派兵を継続しようとする自民党政権を許してはなりません。派兵継続のための新法制定に反対する取り組みを強化していきましょう!集団的自衛権の合憲化・憲法9条の改悪に反対する運動を前進させましょう!



























































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