機関紙「全国一般福井」 221号(2007年4月16日)


2007春闘、回答平均5,253円

昨年を上回る賃上げ獲得を!

 2007春闘は、各支部で回答が出され、交渉が本格的に始まりました。福井地本で賃上げを要求した11支部中、回答を引き出せた支部は、4月13日現在5支部であり、回答の単純平均は5,253円となっています。これは、昨年の同時期に比べて2,502円プラスです。その中で妥結した支部は、3支部で妥結単純平均4,067円(昨年比マイナス1,033円)となっています(詳しくは裏面の回答・妥結一覧表を参照してください)。全国一般評議会の集計では、回答を引き出せた支部は4月3日現在、43支部で単純平均は5,390円(昨年比プラス521円)、妥結した支部は16支部で、単純平均は5,705円(昨年比プラス664円)です。全国的に昨年を上回る回答を引き出している状況に踏まえて、福井地本でも昨年を上回る賃上げの獲得に向けて一致団結して頑張りましょう!

昨年下回る回答にワッペン闘争を実施4/9松原病院支部

4月9日、松原病院支部では賃上げを要求して早朝より職場集会を開催し「要求貫徹」のワッペンをつける示威行動を実施しました。組合は、9,000円の賃上げを要求していますが、病院側は、3月26日の3回目の交渉でも4,900円という昨年実績を下回る回答(昨年比マイナス200円)しか提示しませんでした。そこで3月28日に職場集会を開催し、再度の回答を要求し、納得のいかない回答の場合にはワッペンによる示威行動を行なうことを決定し、病院側に通告しました。しかし回答期限の4月6日、病院側の再回答に変化は見られませんでした。そのことを受けて、4月9日にワッペン闘争を実施しました。早朝の職場集会で決意を確認した組合員たちは、ワッペン闘争を一糸乱れぬかたちで貫徹しました。

これに対して、病院側は「ワッペンをはずせ」と文句を言ってきました。しかし、組合3役が抗議し、その場で交渉を実現しました。この中で病院側が100円アップした5,000円の回答を提示してきたことを受けて、組合はワッペン闘争を終結しました。


熱投!ボウリング大会、今年も開催

団体戦優勝
大野福祉会・北陸労金チーム
個人戦優勝 貝川久幸さん(大野福祉)
     2位 谷口順さん(福井県米穀)
     3位 田中一美さん(松原病院)

 325日(日)、組織拡大行動(ビラ配り)の終了後、1230分よりWAVE40にてボウリング大会を行いました。開会式では初めに小林書記長より「各支部との親睦をはかりながら楽しんで下さい。」と挨拶がありました。ルールは特別ルールで、チーム編成は各支部4人ずつの混合チーム。団体戦は2ゲーム行い、4人一組で一投ずつ投げ合います。個人戦は1ゲームでストライクを取るとお菓子のつかみ取り(片手で)ができるというものでした。

 開会式終了後、36名でボウリングをスタートしました。まずは団体戦から行い、交流を深めながらチームが一丸となり、個人戦が始まると、ストライクを狙いながら皆さん頑張っていました。

 閉会式に入り、団体戦では264点で大野福祉会労組・北陸労金労組チームが優勝、個人戦では大野福祉会労組の貝川久幸さんが優勝、福井県米穀支部の谷口順さんが2位、松原病院支部の田中一美さんが3位の表彰を受け、当日賞として北陸労金労組の村上真悟さんに福井県米穀の水晶米が贈られました。

 今回の試みとして、ストライクでのお菓子つかみ取りは、ストライクを取った時の喜びも倍増したと思います。また、各支部との交流もできて、親睦を深めていくことも組織の強化や拡大に繋がっていくと思いました。次回はもっと楽しめるようにさらなる改善を行っていきたいと思います。【高島淳一地本執行委員・みどりヶ丘病院支部】

3/25労働相談ビラを各戸配布実施

―――福井市二の宮地区、2,500枚

 3月25日(日)、福井地本の組織拡大行動を実施しました。午前10時にWAVE40駐車場に集合し、小雨の降る中を二の宮地区の住宅に労働相談を呼びかけるビラ2,500枚を各戸配布しました。こうした労働相談ビラの配布は、未組織の職場の労働者を全国一般の組合員に勧誘するために毎年行なっているものです。ビラ配布の翌日、さっそく食品加工会社に勤めるパート労働者がビラを見て、「5年勤務しているのに有給休暇が与えられていない」という相談の電話がありました。

 

4/8福井県議会選挙 御協力ありがとうございました。


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