機関紙「全国一般福井」 220号(2007年3月15日)
2007春闘要求書提出 支部平均9,377円
昨年を上回る賃上げを実現しよう!
2月28日の地本統一要求日から3月上旬にかけて、各支部で2007春闘要求書を提出しました。今年の要求額は、3月9日現在で各支部の単純平均は9,377円です。各支部とも昨年の要求額を上回っており、全体の平均要求額で1,000円以上も上回っています。このことは、今年の春闘にかける各支部組合員の切実な思いの現れです。景気が回復していることとは裏腹に、中小企業では何年間も賃上げは極めて低額に抑え込まれ、定期昇給分さえ確保できない組合が多く存在しています。こうした中で、定率減税の全廃や社会保障費の負担増により可処分所得は目減りする一方です。今年こそは、昨年を上回る賃上げの獲得を何としても実現しましょう。
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環境事業支部で松永委員長挨拶 |
大野福祉会労組執行委員と懇談 |
3月8日、9日の両日、2007春闘支部オルグを地本4役で実施しました。地本4役が各支部を回り、支部組合員を激励すると共に、会社代表と面談し春闘要求への早期回答を要請しました。とりわけて、環境事業支部では急遽、職場集会を開催し、その場で松永委員長が挨拶を行ないました。また、大野福祉会労組では、終業時間後に執行委員に集まっていただき、職場の状況について意見交換することができました。このように今年は、例年になく充実した支部オルグとなりました。