白 山 神 社
皇 大 神 社
暦仁元年(1238)長井時広の臣、大須賀長光
がこの地に館を構え、加賀の国白山神社の
御分霊を勧請。祭神は、イザナミ、イザナギ
の両命です。文久年間(1265年頃)
奉植の大欅の御神木は市の天然記念物に
指定されております。
文化年間(1810年頃)約190年前、
伊勢神宮より分霊を申し請け、現在地に勧請
した。現社殿、昭和34年(東北地方では初めて)神宮の神殿一宇を拝受して当社の本殿として移築、翌35年拝殿、幣殿改築、当地方神宮崇敬の中心として鎮座、社表は伊勢神宮大宮司の筆になるものである。
御神木 大欅
皇大神社
手 水 舎
大 鳥 居
例 大 祭
例大祭
出獅子
この置賜地方に伝わる獅子舞は、古くから百足獅子と
いわれるように20人前後の人数が幕の中に入り、
獅子頭を先頭に町を祓い歩く形態です。

御獅子の先には、『警固』と呼ばれるまわし姿の角力が
先導し、次に御獅子様、そして御神体の祀られた神輿が続きます。

御神体を納めた神輿は神社の分身で、町の氏子の許を家内安全、身体堅固、商売繁盛等を祈願します。御獅子様は、その神輿を守るため進む道(氏子の各家々)を前祓いしていきます。
警固は獅子の前を行き交う人々を払いのけ、道を清め歩きます(先払い)。
昔より盛んだった草相撲の優勝者がその年の警固になる習わしがあります。(今では1箇所のみ)人々の中で一番強い警固が、龍蛇の獅子を暴れないように抑えながら先導していき
町全体を2日掛けて祓っていきます。
★長井黒獅子祭
5月 第4土曜・日曜開催
長井市内の社殿の内、20余りの獅子が北と南に分かれ駅前の通りを目指して練り歩きます。
同じ市内でも少しづつ違った振り方、警護がかり(獅子と警護の真剣勝負)が楽しめます。
太鼓と笛の囃子もよそのお祭では見られない激しい叩き方です。腹の底から響いてくる太鼓の音、軽やかな笛の音、日本人の心になみなみと伝わってきたいい音です。

皆さん、とにかく一度見に来てください。神社の中から獅子が出てくるところから、道中、そして神社に帰り奥の院まで帰ってゆく獅子の姿、一度通して見ていただければ何百年もの間伝えられてきた意味合いが解ると信じております。
★白山神社春祭り
7月 14日開催
その昔、白山神社の本祭は7月14日この日に行ってきました。最近になりその風習が途絶え、今の本祭である9月14日に移りました。しかし、地元の古い氏子衆よりもう一度この日に出来ないかという意見等あり、復活させた次第です。
★白山・皇大神社例大祭
9月 第2 土曜・日曜開催
白山神社・皇大神社の2社を持つ小出獅子連の例大祭です。600余りの氏子の家々を2日かけて祓っていきます。獅子にお神酒をかかげ、歯打ちをして家内安全を祈願します。
獅子の口の中には『べろ隠し』という赤い布があるのですが、その切れ端は安産にいいと言われております。その切れ端を腹帯に挟み安産祈願のお守りになります。
お問い合わせ
例大祭の様子を少しですが
紹介します。
下の看板をクリックして下さい。
長井市重要無形文化財指定