
日本女性航空協会は11月13日、「空を愛する女性たちを励ます賞」として5人の女性を表彰した。同協会は1952(昭和27)年に設立され、これまで定期航空、海上保安庁、自衛隊、警視庁などの女性パイロットのほか、管制官、客室乗務員など3つの団体と個人57人を表彰してきた。
受賞者は選定委員会で決定され、今年は「安全と命」をコンセプトに、ドクターヘリで活躍する女性医師2人と添乗中に起きた事故に冷静かつ果敢な判断でツアー参加者の生命を守った添乗員3人が次のとおり受賞した。
奥村澄枝医師(川崎医科大学附属病院)と篠崎真紀医師(和歌山県立医科大学附属病院)の2人は、一刻を争う救命救急医療の現場に携わるものとして、ドクターヘリに乗務し、医師として熱意と誠実さをもってその責務を果たし続けている。
大内美紀さん(鰍sEI)は1997年4月ツアー旅客18人に添乗してドイツ・ロマンチック街道のアウトバーンを観光バスで走行中、運転手が心臓発作で死亡した際いち早く状況を把握、バスを安全に停止させて危機を救った。その臨機応変にして機敏な行動が評価された。
田中由里子さん(ツーリスト・エキスパーツ)と尾方美子さん(JTBビジネスサポート九州)は1996年6月13日、グループを引率して福岡空港からガルーダ・インドネシア航空に乗り込んだ際、離陸しようとした同機が事故を起こした。このとき2人は冷静沈着な誘導でツアーグループの全員を無事脱出させることに成功した。(日刊航空通信、2007年11月15日付より要約)
5人の受賞者と日本女性航空協会北野蓉子理事長(左)


(HEM-Net、2007.11.16)